今日紹介するのはBitTradeOneの電流帰還アンプAD00026です。
この電流帰還アンプは販売者のサイトにある説明文によると「スピーカーのインピーダンス変動に影響されず、 音量を忠実に再現する”電流帰還型”のアンプです。」とあります。低音と高音を忠実に再現と有るので興味を持って作ることにしました。
金曜日の夕方に秋葉原の千石電商で入手しました。キットと完成品があるようですが私はキット入手しました。
パッケージはこんな感じです。↓
開けてみると基板を含めた内容は以下のような感じです。ACアダプタも付いているので完成するとすぐに使えます。(入力はRCAコネクタなので持っていない方は準備が必要です。)
組立中の写真もアップしようと思ったのですが、作り始めてしまうと夢中になってしまうので、いつも写真を撮るのを忘れてしまいます・・・。組みあがった後の写真です。
さて、動作確認しようかとスイッチを入れたのですがLEDも光らず、リレーもカチッといいません・・・。
LEDを向きを間違えたかなと思ったのですが、BitTradeOneのサイトの回路図を見るとLEDの向きを間違っても音は出るようです。
ちょっと暗い気分になりつつも電源周りから電圧でもチェックしていこうとするとL1コイルのあたりに触れるとLEDがまぶしく光るではありませんか。あれれっと思い、よく見るとL1の片方の脚がてんぷら半田になっていました。
その部分をはんだ付けし直すと無事に音が出ました。
作る前の部品の整理と動作確認のごたごたがなければ製作時間は1~2時間位でしょうか。一度はんだ付けした部品は取り外しにくいので気をつけて作業をしてください。
使わなくなっていたDENONのミニコンに付属していたSC-MX33につないでみます。
あれ、「こんなにこのスピーカー低音でていたっけ?」という感想を持ってしまうくらい低音が出ています。
とりあえず問題がないようなので普段使っているコイズミ無線のタンデムスピーカーにつないでみます。
手持ちのTU-680のアンプと比べるとラウドネスが効いたように高音と低音がはっきりした感じの音質ですね。
Jazzを聞いているとバスドラムとハイハットの音が強調されるような感じです。なかなかいい音に感じますね。
ただ、このコイズミ無線のタンデムスピーカーとの相性なのかエコーがかかったボーカルの曲はボーカルがちょっと引っ込んだ感じに聞こえます。普通の2wayスピーカーのSC-MX33とつなぐとそういう感じは受けないのでタンデムスピーカーとの相性だと思います。
フルレンジや2wayの小型スピーカーで低音がもう少しでないかなとお考えの方は5,980円の価格で作ることができるこのキットはとても魅力的だと思います。
自分としてはケースに入れるためにもう一つ作ろうかな等と考えています。
この電流帰還アンプAD00026はネットでも購入できるようです。
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電子工作キット(電流帰還アンプ)AD00026 このキットのパワーアンプ部はNJM2073が使われています。8ピンDipタイプですが、2回路タイプのオペアンプ(OPA2134等)とはピンアサイン等が違います。差換え好き?の方はご注意ください。
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