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電子工作・キットを作りたい!!

電子工作に興味がある、キットの製作に興味がある初心者の方向けにネットで入手可能なキットやパーツ等の紹介をしていくブログです。

 

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■ELEKITのUSB DACキット:PS-3249R

DACのキットと言えば、秋月電子のAKI DACが有名で改造例も多数あります(私も2枚ほど持っています)がELEKITからも「PS-3249R」が出ています。


 TU-8200やTU-8100への組み込みを想定している機種と思われますが、単体でも使えます。
 DACチップはAKI DACと同じテキサスインスツルメンツのPCM2704です。16bit/48kHzまでの対応でDACチップとしてはこなれた感じがありますが、AKI DACを改造されている方の記事等を読むと結構なレベルの音質まで追い込むことができるようです。

 このPS-3249RですがELEKITから出ているので組み立てやすく、出力段のオペアンプがソケット式なのでオペアンプを交換して音の変化を楽しむことが気軽にできます(キットに付属しているのはNJM4580D)。
 また、こういうDAC基板改造の定番である、電源供給のセルフパワー化するために最初から切換え端子が付いているなど気軽に改造を楽しみたい方おすすめです。

 概略スペックは以下です。

・電源供給方式:USBバスパワー
 (外部電源を供給するセルフパワー方式へ改造可能)
・対応OS:Windows XP以降、Mac OS X以降
・対応USB/1.1または2.0
・サンプリングレート:最大48kHz
・DACレゾリューション:16bit
・基板サイズ:97×45mm

 DACキットはヤフオクなどで非常にハイレベルなものを見かけますが、そういうものにチャレンジする前の入門用としてもいいと思います。

 こちらのELEKIT PS-3249Rのネットショップでの情報はこちら↓↓
・楽天なら:★ELEKIT PS-3249R★

・Yahoo!なら:エレキット PS-3249 R (USB-DAC)

・Amazonなら↓↓
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■再販:数量限定!300BシングルパワーアンプTU-8300R

久しぶりにELEKITのHPを見ていたところ、以前発売され完売となっていた300Bシングルパワーアンプ「TU-8300R」が数量限定再販となっているのを見つけてしまいました!
 
 TU-8300は2009年に限定発売されていたのですが、都内では若松通商とかで実機を見たことがあり気になっていたのですが、割とすぐに完売になった記憶があります。

 このTU-8300は「TU-LAB」という名前も付けられており、実験機のように五極管の三極管を試したり、市販の出力トランスの付け替えができたりします。
 ELEKITさんのHPが引用させてもらうと以下のような特徴があります。
=====以下、ELEKITさんのHPより引用=================
(1)300Bの他に、五極管の三極管結線も可能!
300Bとは違った味のある音をもっと多くの方に試していただくために8ピンソケットも装備し、KT88、KT66、EL34、6L6GC など五極管の三極管接続の音を改造なしで気軽にお聴きいただけます。

(2)市販の出力トランスやボリュームの付け替えが可能!
スライド式のユニバーサルブラケット採用で市販の300Bシングル用出力トランスの大半に対応可能。
また、音量調整用ボリュームへのこだわりを満足させられるよう、ボリュームブラケットをスライド可能にし、軸長が異なる市販のボリュームにも対応しています。 ※幅30mm までのボリュームが取り付け可能。」
======以上、ELEKITさんのHPより引用=================

 完売後も問い合わせが多いため今回の再販となったようです。
 ELEKITのキットとしては高額ですが、前回のTU-8300ユーザーのレビューをネット上で確認すると非常に好評で音質の良さがうかがえます。
 気になっていた方は今回の限定販売の際にぜひ入手されてください。

 以下に概略スペックを記載します。
 (300B使用、無改造状態、8Ω負荷時の時)
・使用真空管:300B×2、12AT7×2(差替え用の五極管は付属なし)
・定格出力:8W+8W (300B装着、8Ω負荷)
・周波数特性:15Hz~40kHz (-3dB, 8Ω負荷時)
・入力感度:200mV
・消費電力:標準80W (ip微調整可能なため、70W~95W)
・入力端子:金メッキRCAジャック ステレオ1系統
・出力端子:金メッキ仕様ネジ式(Φ5mm 心線使用可、バナナプラグ使用可)
・本体寸法:W400×H213×D250 (D284突起物込) mm (パンチングカバー装着時)
・本体重量:10.8kg (電源コード含まず。)

 さて、キットだと組立配線の失敗を心配される方が多いと思います。安価なキットだとあきらめもつくのですが結構な値段のものだと特に心配だと思います。
 その点、ELEKITのキットであればきっちりした組立マニュアルに「はんだ付け虎の巻」というはんだ付け初心者向けの冊子までつくので安心です。
 私はこの会社のアンプTU-870、CDプレーヤーTU-881、ヘッドホンアンプのTU-882を作ったことがありますがどれもちゃんと鳴らすことができました。
 ただし、パーツの確認と組立手順に沿った整理とマニュアルの熟読は必要だと思います。
 特に組み立て順にパーツを整理すると作業効率がアップし、失敗・やり直しが格段に減ると思います。ただ、全くはんだ付けをしたことがない人は安いキットを1つか2つ組み立てて自信を付けてから高額なキットに挑戦した方がいいと思います。

 さて、このTU-8300R(TU-LAB)の参考価格情報はこちらです↓↓
・楽天の最安値:★TU-8300R(TU-LAB)★

・Yahoo!なら::ELEKIT TU-8300R 300Bシングルパワーアンプキット

・Amazonなら↓↓

■サンハヤトの100台限定キット:FA-50

サンハヤトの50周年を記念して100台限定されたFA-50ですが、ECC83S×2とEL84×2のシングル構成の真空管アンプキットです。

 サンハヤトはいわずと知れたプリント基板の会社ですので、プリント基板による作りやすさと高音質を実現したモデルとなっていると思います。

 概略スペックは以下です。
 ・使用真空管:ECC83S×2/EL84×2
 ・定格出力 :3.5W+3.5W
 ・出力インピーダンス:6Ω?8Ωのスピーカに適合(ヘッドホン端子装備(自動切替))
 ・入力インピ-ダンス :100kΩ
 ・入力端子:RCA 1系統、φ3.5ミニジャック1系統(自動切替)
 ・外形寸法:W197×D197×H167mm(突起部含まず)
 ・重量 :5.4kg

 はんだ付けができる方であれば、通常の製作時間は8h程度とのこと。
 アマゾンや楽天では見かけなくなってしまいましたが、マルツパーツ館Webや若松通商にはまだ在庫があるようです。欲しい方はチェックしてみてください。
 このFA-50のように製作した後に使う楽しみがあるキットがもっと出てこないかなと思うのですが、市場がニッチなんでしょうか、なかな種類は増えないですね。
 ただ、ガレージメーカ的なところもヤフオクなどで見かけるので、マメに探したいと思います。

■6L6GCを使ったパワーアンプ:ELEKIT TU-8200

6L6GCを使ったELEKITのキットはTU-879Sというものがあったのですが、生産完了になってしまい残念に思っておりました。でもちゃんとTU-8200が発売されていたのですねチェック不足でした。


 このTU-8200の回路はオートバイアス調整機能備えており、付属の出力管6L6GCの他にKT66、KT88、6550、EL34などを差し替えが可能となっています。真空管を差し換える楽しみがありますね。
 また、「五極管結線」、「三極管結線」、「ウルトラリニア(UL)結線」、これら3種類の出力管の動作モードを、ショートプラグを差し替えるだけで簡単に行えることができるようで、これも製作後に試して楽しむことができるようです。
 基板どうしをはんだ付けする形をとることによって、ワイヤーによる配線がほとんどなくなっているようです。トランス等の出力もすでにコネクタ処理されているのでワイヤー配線が苦手な方も製作できるよう考慮されているようです。この基板どうしをはんだ付けは私が組み立てたことのあるヘッドホンアンプのTU-882でも採用されていました。
 ヘッドホン出力もついているあたりが今までのTUシリーズではなかったところですね。これはいいと思います。

 さて、キットの概略仕様は以下です。
 ・使用真空管(出力管):6L6GC×2
 ・使用真空管(電圧増幅管)12AU7×2
  (出力管はEL34(6AC7)、KT88および同等管も使用可能)
 ・アナログ入力:2系統(RCA×2、ステレオミニ×1
        (ステレオミニはInput2側でミニ優先)
 ・スピーカー出力:1系統(バナナプラグ使用可)
 ・ヘッドホン出力:1系統(ステレオ標準)
 ・定格出力:8W+8W(6L6GC使用、UL結線時)
 ・適合スピーカ: 4~16Ω
 ・適合ヘッドホン:8Ω~1kΩ
 ・定格入力: 340mV
 ・周波数特性: 12Hz~50kHz
 ・電源:AC100V 50/60Hz(IEC規格3Pインレット)
    (組み立て時に115V,200V,230V仕様に変更可能)
 ・サイズ: W252×H156×D850mm(突起物含む)
 ・消費電力:60W(6L6GC使用時)
 ・重量: 6.6kg

 さて、このELEKIT TU-8200のネットショップでの情報は以下で参照できます↓↓
・楽天なら:★ELEKIT TU-8200★

・Yahoo!なら:イーケージャパン 6L6GCシングル真空管アンプキット TU-8200

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■今のうちに入手を!:真空管ヘッドホンアンプキットTU-882

私はいくつかのヘッドホンアンプを製作をしておりますが、その中で気に入っているものの中にELEKITのTU-882があります。
 結構前に製作したものですが、高音域のさわやかさが気に入って結構長いこと愛用しております。
結構前に生産は中止されたのですが最近ネットを見ておりましたところまだショップによっては発売されているのですね。在庫限りというところが多いのですが、ネット上ではTU-882の後継機種のTU-882Rがまだ販売されているようです。

 私はELKITの真空管アンプキットのTU-870も組み立てたことがあるのですが、TU-882の方がケーブルによる配線が少なく作り易かったと思います。
 家族が外出した休日の昼前に製作を開始して、夕方に家族が帰宅したころに音出しをしていたので大体6h位で組み立てることができた記憶があります。ELEKITのホームページでは標準組み立て時間5~6hとなっており、その通りだと思います。
 ただ、私の場合、取説をじっくり読んだり、抵抗などのパーツを値別に紙に張り付けたりする準備を1~2h程度はしているので総製作時間はじっくり時間をかけて丸1日というところだったと思います。
 TU-882Rの1世代前のTU-882ですが、組み立て後のカバーを外した様子と、底面カバーを開けた状態の写真が以下です。

 ほとんどの部品が基板上にあり、ケーブル配線がないことがお分かりいただけるかと思います。ボリュームや入出力の端子周りはキット製作の中では結構面倒な作業なのと音にも影響する部分なのでキットメーカーとして考慮してくれた部分なのだと思います。

 肝心の音質ですがカラッとしさわやかな印象で私は好きです。特に高音域が華やかな感じです。
 アンプで音に味付けをする感じではないので使うヘッドホンの個性が素直に出ると思います。
 意外だったのは真空管を使っているのでもっとも丸い感じの音なのかと思いましたが、手持ちのディスクリート構成のヘッドホンアンプと似た傾向の音です。
 ちなみにFMチューナーを使いために残しているONKYOのミニコンタイプのレシーバーのヘッドホン出力とは段違いの音良さだと思います。

 背面の写真は以下ですが、このTU-882には入力をスルーアウトする端子も1系統設けてあります。これが便利で、DACからの出力をこのTU-882につなぎ、スルーアウトはスピーカー用のアンプへ接続するという使い方ができます。これはなかなか便利です。

 さて、キットの概略仕様は以下です。
 ・使用真空管: 5670W×2
 ・アナログ入力:2系統(RCA×1、ステレオミニ×1前面)
 ・ヘッドホン出力:3系統(ステレオ標準×1,ステレオミニ×2)
 ・定格出力: 200mW(RL=6Ω、or 32Ω or 600Ω時)
 ・対応出力インピーダンス: LOW 4~20Ω、MID 20~100Ω、HIGH 100~1kΩ
 ・定格入力: 400mV
 ・周波数特性: 20Hz~50kHz
 ・SN比: 102dB (IEC Weighting)
 ・電源: AC100V 50/60Hz
 ・サイズ: W130×H120×D250mm(突起物含む)
 ・消費電力: 10W
 ・重量: 2.4kg

 このTU-882Rですが、取説がよくできていますのでじっくり読めばはんだ付けができる方は組み立てることができると思います。はんだ付け虎の巻という小冊子が付いてきますので安心です。

 さて、このELEKIT TU-882Rのネットショップでの情報は以下で参照できます↓↓
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自己紹介:
小学生の子供を持つ、都内在住40代の元SEです。

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